ご案内
「できれば妊娠20週から25週前後が望ましく、それより前に正確な診断をすることが必要です」胎児外科治療を手遅れにしないためには、超音波検査をして何か普通ではないというだけでも、さらに精査することが大事だという。
●肺の巨大腫傷の切除術先天性雲胞性腺腫様奇形が胎児の心不全や水腫(むくみ)をおこすほどのものであれば、急いで手術をする必要がある。
母親に全身麻酔をかけて、おなかと子宮壁を開き、胎児の胸を開いて腫傷をとりのぞく。
同センターでは2003年、妊娠28週の胎児に切除術をおこなった。
手術は順調に終わって子宮を閉じたが、翌日に状態が悪くなり、帝王切開で出産させた。
しかし、心不全が進行し、術後2日で胎児は死亡した。
「すでに腫傷が胸の半分以上を占めるほど巨大化していたために、心不全と全身のむくみがありました。
水腫の状態で2、3週間いたのですが、ここまで悪くなる前に手術できれば」と、悔やむC部長。
双胎間輸血症候群に対するレーザー凝固術は、ほかにS病院(S県H市)などでおこなわれている。
●無心体双胎に対するラジオ波血流遮断術一卵性の双子の1人がなんらかの原因で死んだとき、生きている子がへその緒の血流を通して死んだ子の組織を養っている場合がある。
死んだ子は心臓や脳、上半身の形成がほとんどなく下半身だけになるので、「無心体」と呼ばれる。
この場合、健常の子を救命するために、死んだ子への血液の流れを止める手術がおこなわれる。
双胎間輸血症候群に対するレーザー凝固術と同様に、内視鏡下で死んだ子のへその緒の付着部にラジオ波(交流の高周波電気)を当てて凝固させ、血流を止める。
脊髄髄膜痛は脊髄という太い神経組織が背中で露出している病気で、分娩後の治療では極めて高い確率で水頭症(頭蓋内の脳室に髄液が過剰にたまって脳機能障害をおこすことがある病気)、下肢の神経障害、勝眺・排尿障害をひきおこす。
一生車いすや排尿困難を伴う生活を強いられることもある。
そのため、妊娠25週までの早い時期に胎児の神経を皮層で覆い、髄液の漏出を防ぐとともに露出した脊髄を保護してやると、とくに水頭症に対して効果があることがわかった。
母親に全身麻酔をして子宮を開き、分娩後の手術と同様の手術をするが、脊髄髄膜癌の胎児は全身状態は悪くなっていないので、手術を十分乗り切ることができる。
ただ、できるだけ早く手術をしないと効果が少ないので、超音波検査と母体血清マーカー検査(アルファフェトプロテイン)を組み合わせるなどして、早期に診断することが不可欠である。
最新の医師 転職です。医師の転職の詳細はこちらで比較的簡単に調べられます。
待望の医師 求人です。悩んだらここの医師の求人をお試し下さい。
医師の募集のことならお任せください!地域で医師 募集は支持されています。
